マヌカハニー

マヌカハニーが殺菌・抗菌作用が高いことで注目されていますが、まだその効果や効能はよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
突然の激しい胃痛で、「これは、もしかしたらピロリ菌では・・・」と思ってマヌカハニーを急遽購入した私。
その効果がうれしくて、離れている姉妹に話しても「高いからね」と薄い反応・・・(-_-)
でも、なにか不安あって、必要だと思う人が食べればいいと思うのでマヌカハニーが注目されてる効能について紹介します。

マヌカハニーとは

ニュージーランドの先住民、マオリ族から「癒しの木」「復活の木」と呼ばれ、古くからその葉や樹皮から抽出されるオイルや、花から採れるハチミツを薬草として飲用したりとても珍重してきた「マヌカ」という木。
マヌカはニュージーランドにのみ自生するフトモモ科の低木で、この木の花から摂れたハチミツが「マヌカハニー」です。
色は濃い黄色~黄金色とでも言いましょうか。

ねっとりして甘くておいしいマヌカハニー

粘土は普通のはちみつに比べるとかなり硬い方です。
硬いと言ってもカチカチとか言うのではなく、粘度が高くねっとりとしているんです。
味は、通常の天然はちみつと同じように甘くておいしいです。
私が買ったのは、「UMF5+」で初めての人におすすめだと紹介されていたのでこれにしました。
職場の人が風邪気味の時にマヌカハニーののど飴を食べていて、結構薬のような匂いがして味に不安があったから。
でも、食べてみて、まったく予想していた味と違い「美味しい!」と思いました。

マヌカハニーに関する研究は世界中で行われ、様々な論文が発表されてるほど健康分野で高く評価されている特別な「はちみつ」です。

マヌカハニーの特別な抗菌活性の効能

マヌカハニーは、強い抗菌作用で、ますます注目が集まりその人気も高くなっています。
実は、一般の「はちみつ」自体に強い殺菌力があり、古くから防腐剤として利用されてきた歴史があります。
海外では、ナッツを保存するためはちみつに漬ける「ナッツのはちみつ漬け」がありそのままでは酸化しやすいナッツがハチミツに漬けることで1年くらい保存できるそうです。
ナッツのハチミツ漬け、美味しいですよね。
ナッツ好きな人でも、そうでない人でもたまらない美味しさ!

一般のハチミツに殺菌作用があると言いましたが、ハチミツの抗菌活性は花の種類によって異なります。
はちみつの中でも、特にマヌカハニーの抗菌活性作用が注目されるのは一般のハチミツにはない「メチルグリオキサール(MGO)」という特別な成分が入っているためです。
マヌカハニーを愛飲愛食されてる方はすでにご承知かと思いますが、マヌカハニーの殺菌、抗菌力はこのメチルグリオキサール量が多いほど高くなります。
一般的なハチミツの殺菌・抗菌作用は、過酸化水素に由来するもので、マヌカハニーと全く違います。
ハチミツを紅茶やコーヒーに入れることで、その殺菌・抗菌作用は効果がなくなると言われています。
一方、マヌカハニーの抗菌活性は熱に強いのが特徴です。

ピロリ菌や病原性大腸菌を殺菌・胃腸疾患の予防改善効果

このお正月に、美味しいものを食べすぎたためか、理由ははっきりしないのですが、強烈な胃痛に襲われました。
寝ていて、なんだか胃がおかしい気がすると目が覚め、それから痛みでうなり始めました。
その夜は、なんとか食べたものを吐き出して眠りにつき、翌朝心配した妹夫婦がくれた胃薬を飲んだのですが胃の鈍痛は消えませんでした。
胃腸薬も種類があるから、自分の症状によって違いがあるのかもしれません。
ただ、ちょっと気になったのが「ピロリ菌」です。

ピロリ菌

もしも、ピロリ菌なら、放っておくと大変なことになる!とすごい強迫観念に駆られて、「ピロリ菌」に効く食べ物とか何かいいものはないか調べて、ブロッコリースプラウト LG21乳酸菌ヨーグルト ハチミツなどが良いらしいというのを目にしました。
そして、マヌカハニーがピロリ菌除去に良いという記事が目に留まり、「あー、あの高そうなハチミツね!」と思ったわけです。
普段はハチミツを買うとしたら、スーパーで安くて小さいやつです。
でも、この時は、高いのなんのって何万円もするものじゃないし、ほんとに切実に「ピロリ菌をやっつけたい」と思っていたので色々みて、初心者でも食べやすく、量が多いものを選びました。
幸い、注文して2.3日で届いたので、それから、朝と夜寝る前にスプーン1杯を食べ始めたんですよね。
胃薬を飲んでも何の変化もなかったのに、1日か2日でなんだか軽くなったと感じて、3日くらいで胃の痛み、重い感じもすごく軽くなり、1週間くらいで治ってしまいました。
食べても治らなかったら病院に行くしかないと思っていたので、ほんとにマヌカハニーを試して良かったなぁと実感しました。
私の胃痛が「ピロリ菌」によるものだったのか、それとも胃が荒れてただけなのか、病院には行かなかったのでわかりませんが早めの対策はしておいた方が良いとこの時思いました。
両親と離れて暮らしているので、この「胃痛事件」で妹に聞いた話なのですが、実は、母が十二指腸潰瘍でちょっと前に通院していたのだとか。
それは、「ピロリ菌」によるものだったらしいのです。
どんな症状だった?か聞くと「腰が痛かったんよ」と言っていて、私も強烈な胃痛の前に腰が痛くて仕方なかったんですよね。
まぁ、餅つきで普段しない恰好でいろいろ手伝いをしていたからかと思ってたし、それもわかりませんが、「・・・当てはまるではないか!」です。

ピロリ菌は胃の粘膜に住みつき、胃の壁を傷つける細菌で、胃酸から逃れる為に、自らが住みやすい環境を作り出し、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍を引き起こしたり、感染することで、胃がんになる確率が20倍以上も上がるとも言われています。
激しい胃痛が起こった時に「ピロリ菌かもしれない」と恐れたのは、この重大な病気の可能性について。
マヌカハニーの殺菌作用は、ピロリ菌だけでなく他にも大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌などのほとんどの腸内細菌の殺菌に効果的だそうです。
反対に、腸内の善玉菌の活動は助けるのだそうですよ。

虫歯、口内炎、歯周病対策・予防

ハチミツは、虫歯の予防に良いと言われているのご存知ですか?
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの高い殺菌作用は、虫歯菌(ミュータンスなどの細菌)の抑制し、三柴予防に効果的だそうです。
歯垢や歯肉炎の減少に効果的だという事が、マヌカハニー研究の第一人者、ピーター・モラン博士の論文で紹介されており、菌による歯周病などの対策にも。
甘いハチミツや、マヌカハニーが虫歯予防になるってほんとかな?と思いましたが、このメチルグリオキサールの高い殺菌作用のおかげかと思うと納得です。
それに、マヌカハニーの糖分は単糖類のフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)なので、虫歯の原因になるといわれるスクロースではないんですよ。
甘いもの、チョコレートとか食べると虫歯が傷んだりしますが、マヌカハニーをなめても痛くありませんでした。
(初めてそうしてみたら、ふしぎ~)
夜、歯を磨いた後に、マヌカハニーを1さじ口に入れ、口のなかでゆっくり回すようにして飲み込むといいらしいです。
私もたまに、歯を磨いた後、マヌカハニーを食べますが、歯が痛くなることはないです。
(そして、「へ~~~~っ!」と感心します^^)
歯を磨いているのに虫歯になりやすかったり、また、あまり歯を磨かないのに虫歯がないって人、周りにいませんでしたか?
それは、口の中の虫歯菌が大きな要因の一つ。
甘いもの(ショ糖)は、虫歯菌の餌になるので、歯を磨いてもだらだら食べていると歯を溶かす酸を産生し虫歯を作りやすい環境になります。
他には、唾液の分泌量も影響しますが、虫歯菌を減らして虫歯予防できるならいいですよね!

のどの痛み、風邪、インフルエンザの予防

マヌカハニーののど飴は、最近よくあるのでのどの痛みに効果的というのはなんとなくでもご存知の人も多いでしょう。
普通に、ハチミツもそうですよね。
殺菌作用に加えて、ビタミン、ミネラル、アミノ酸を豊富に含むので、風邪の時などに良いと言われます。
マヌカハニーは炎症を和らげる効果があるので、喉の痛みをやわらげるそうです。

そして、インフルエンザウィルスの増殖を抑制するとも言われています。

マヌカハニーの強い抗菌活性の効能は、どこまで及ぶかはわかりませんが、コロナウィルスの対策として食べる人も増えてますね。

最近は、どこに行っても、行かなくても、いつ、どこから自分がかかるかもしれないと本当に怖く感じます。
たまたま胃痛の為にたまたま買っておいたマヌカハニーを、ちょっとでも何か変だと感じたら食べるようにしています。
胃痛が治まってからは、毎日は食べていないので、そんな体調の変化によって頼りにする存在。
(普段は、天然はちみつを毎日食するようになりました。(*’ω’*))

整腸作用

メチルグリオキサールの高い殺菌作用は大腸菌など(ほかにも腸球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌、黄色ブドウ球菌)ほとんどの腸内細菌の殺菌しますが、善玉菌の活動や働きは助けるので、整腸作用が期待できます。
ハチミツは下痢にも効くといわれていて、ハチミツに含まれるグルコン酸が腸内のビフィズス菌を増やす効能があり、便秘の改善など、腸活にも良いようですよ。

マヌカハニーの選び方

マヌカハニーをいざ、購入しようとした場合、初めての人は「ん?」と思うかもしれませんが、商品説明に書いてあるので読んでいくうちにそうなんだと分ってくるかと思います。わたしもそうでした。
現在、ニュージーランド政府により使用が認められているのは、「UMF」「MGO」「MGS」の3つです。

UMF
「ユニーク・マヌカ・ファクター」の略語で、マヌカハニーの抗菌活性の源であるメチルグリオキサールの抗菌性を数値でわかるようにしたもの。
医療用消毒液であるフェノール溶液と比較しそれを数値化しているもので抗菌活性をわかりやすいように表示されています。
UMF蜂蜜協会の審査に合格した製造会社のみがUMFマークの使用を許可されています。
例えば、UMF10+と記載されているのであれば、そのマヌカハニーの健康活性力は、フェノール溶液の濃度10%に匹敵するという具合なので、知っておくといいですね。
これは、ピーター・モラン博士が発見しスタートさせたもっとも古い一般的な活性度標準で、ニュージーランドの多くの養蜂家はこちらを採用しています。
MGOの表記もしなければならないそうです。

MGO
メチルグリオキサールの略語
メチル・グリオキサールの含有量を示していて、MGO200という表記であれば、メチル・グリオキサールが1キロあたり200g入っているという事になります。

MGS
マヌカハニー研究の第一人者であるイギリスの人生物学研究者ピーター・モラン博士。
「ピロリ菌」を死滅させると学会で発表したことにより、世界的に大きな注目を集めた方です。
UMF協会を脱退したモラン博士が、より進化した活性度標準の確立し、新たな基準として設けたのがMGS (モラン・ゴールド・スタンダード)だそうです。
MGS表記が出来るのは、今現在で一社だけだそうです。興味のある方はこちらのSHOPへ⇒マヌカハニーの mariri NewZealand

一般的にはUMF表記が多いみたいですが、併用してMGOの表記があるところも増えているみたいですね。
MGOは分かりやすいとして、UMF? うん よし わかった!  MGS ふむふむ  と読んでいくうちに私はなんだかこんがらがってくるのでした・・・。

UMFとMGSは似ているように気もしますが、新しい活性度標準MGSが作られたのは、あまりに人気の高いマヌカハニーの表記される数値が偽造されていることがあることも一因のようです。

ともかく、本物のマヌカハニーを選ぶには上記の3つの表記されていることを確認。
数値が高いほど、活性パワーは強くなります。(お値段も高くなります・・・。)
偽造されているもののなかにはUMF○○相当とされてることもあるのでご注意を。
本物には相当というものはありません。

マヌカハニーの食べ方

マヌカハニー

マヌカハニーの食べ方として理想的なのは就寝1時間前や空腹時だそうです。
虫歯予防の場合は歯磨きの後。
胃腸の不調などの改善を目的とした場合には、食べ始めは1日4回くらいで、徐々に減らすと良いみたいです。
私も、胃痛で飲み始めた時は、朝と夜、そしてその間に1、2回治まりますようにと舐めるようにしていました。
予想外に早く良くなったので、今は、天然はちみつのナッツ漬けを食べているので、ちょっとでも体調がおかしいかもと言う時に舐めるようにしています。
コロナウィルスは、身に迫る怖さですからね。
免疫力を高めておくことも大事なことだと思うので、栄養バランスのよい食事とともにマヌカハニーとかはちみつとかレモン酢、甘酒など、日頃から食べているから大丈夫なはずとは思いますが、目に見えないものなので、気をつけたいです。
大好きな人達が、こんなことで逝ってしまうなんてほんとに信じられない思いだし、悔しいし、悲しいです。

みなさんの健康と安全を祈ります。