レモン酢

レモン酢は、もらったレモンがあったので、作って見て美味しかったという妹に聞いてから作り始めました。
「レモン水(レモネード)にして、仕事に持って行って飲んるけど、おいしいわ~」と聞くとちょっと私も作って見るか!と興味が出てきて。
飲み始めてから、レモン酢の健康効果について調べてみて、「お~~~!すごい~!」
レモン酢を飲んでる人、知ってから飲み始めました?それとも飲んでから知りました?

レモンの選び方

国産レモン

初めに、ちょっとレモンの選び方について紹介します。
スーパーに行くと、産地が書いてありますが、「外国産」と「国産」がありますね。
レモン酢や塩レモンなど皮ごとレモンを使うものでは、色々なレシピサイトでも「国産」「無農薬」をすすめられています。
それは、外国産のものには、ほぼ、防カビ剤やワックスが使用されているから。
日本では禁止されている防腐剤や防カビ剤などが使用されていることが多いです。
輸入レモンはどうしても長期輸送や長期保存の間にカビが発生するのを防ぐため、防カビ剤などが使われます。
これは、そのままだとちょっと健康被害を及ぼす可能性があります。
なかには、妊婦が摂取すると胎内の赤ちゃんに奇形が起こる「催奇形性」の危険性があるものも。
そして、外側の皮部分を洗えばいいかと思いきや、なかには、果肉まで防カビ剤などが浸透していることもあるそうです。

ちょっとこれは怖いですよね。
健康に心配なものは、ちょっとでも避けたいので、国産レモンをすすめているわけです。
国産レモンでも「無農薬」と表示がなければ、農薬が使われています。
ただ、日本の場合は農作物の安全性は厳しくチェックされているので、輸入レモンほどの心配はないそうです。

レモンの洗い方

レモンの洗い方

無農薬レモンは普通に野菜を洗うような洗い方で大丈夫。
ただ、それでも気になる場合はお湯を流しながら洗うと安心かもしれません。
無農薬でない場合、ワックスなどを洗い流すには、
●粗塩に少し水を加えてレモンを揉むように擦って洗うと残留農薬が取れるそうです。
●お湯を流しながらたわしで洗う。(レモンを傷つけないように)
●食器用洗剤で洗う。
食器用洗剤は農薬を落としてくれるのだそう。
この場合匂いがないものを使うこと。その後、水でよく洗い流す。
(だけど、私はちょっと抵抗があります。)
●重曹で洗う。
ボウルにたっぷりの水と食用縦走を大さじ1程度入れレモンを1分ほどつける。
その後、スポンジなどで表面を擦り水で洗う。

輸入された防カビ剤やワックスが使用されたレモンを洗う方法としても、良く紹介されている方法ですが、果肉部分に浸透しているかもしれないとなると、皮を洗うだけで心配です。
なるべく国産を選びたいですよね。

レモン酢の作り方

私は初め、作り方がわからなかったので、アイリスのレシピサイトで見て、フルーツビネガーの作り方と同じでいいよねと大体、比率をレモン:砂糖:酢を1:1:1の割合でヨーグルトメーカーで作って見ました。
甘酒を作るために買ったアイリスのヨーグルトメーカーなんですが、ヨーグルトメーカーで作れる色々なレシピが公開されてるので、参考になってます。
とはいえ、ヨーグルトメーカーで作っているのは、今のところ、甘酒とヨーグルトとレモン酢です。
私は、ヨーグルトメーカーで作っていますが、常温でもできます。
常温で作る場合は1週間から2週間くらいかかります。
出来上がるまでの時間が違うだけで味や効果に変わりはないそうです。
私が最近作るレモン酢
材料
レモン3個(300gくらい)
氷砂糖 レモンと同量(300gくらい)
酢 400㏄

使用するのは国産レモンです。
最初に頂いたものは、国産で無農薬のレモンでした。

初めにレモン酢を入れておく瓶を用意しておきます。
用意した瓶は、煮沸消毒して、完全に乾かしておきます。

レモンを切る

レモンの切り方

レモンの切り方は、輪切りでも、くし切りでもなんでもOK!
輪切りにする場合は0.5~1cmくらい。あまり薄く切ろうとすると果汁が出て行ってしまいます。
(せっかくの美味しい果汁を無駄にしないように)
厚く切ってしまっても半分にすればいいですよ。(三日月型)

種を爪楊枝で取り除きます。

容器にレモン、氷砂糖を瓶に入れて酢を巣注ぎ入れます。
レモン酢作り方

蓋をしてヨーグルトメーカーで温度を40°に、時間を7時間にセットして時間が来たら出来上がり。

ヨーグルトメーカーでレモン酢を作る

保存用の瓶に移し替えて冷蔵庫で保存します。
漬けたレモンは漬けたまま取り出さなくてもいいです。
ホットレモンでもレモネードでも、レモンも一緒に頂きます。

レモン酢

氷砂糖は、上白糖でも三温糖でもなんでもOK!
最初に作ったレモン酢は三温糖を使いました。
砂糖の種類によって、レモン酢の色が変わります。
三温糖で作ったレモン酢はキレイな琥珀色。
氷砂糖で作ったレモンはきれいな透明なレモン色です。

レモン酢

砂糖の代わりにハチミツを使っても良いです。
ハチミツは砂糖の60%くらいの分量でよいのでカロリーが抑えられますね。
これもハチミツの色でレモン酢の色が変わります。
砂糖やハチミツの種類で違ったレモン酢が楽しめます。

レモン酢

作っていて気が付いたんですが、三温糖やハチミツで作るとその、砂糖やハチミツが底に沈殿します
瓶に移す時、最後に残っちゃうんですよね。
瓶にいれて常温で作るならいいかもしれませんが、それでも途中で何度か、かき混ぜる必要があるそうです。
かき混ぜるときには、雑菌が入らないように注意した方がいいですね。
長期保存ができるもの(レモン酢)を作っているので、なるだけ雑菌が入る機会をなくすためには氷砂糖がいいかもしれません。
私も最近は氷砂糖を使っています。
タイマー終了時点で、氷砂糖が少しまだ溶け切ってないので、何時間か常温で置いておいて溶け切ってから冷蔵庫に入れます。

私は、レモン、氷砂糖、酢の順番で入れてますが、氷砂糖、レモン、酢の順番という作り方が正しいのかな?
レモン酢の作り方では氷砂糖が先にと教えてくれるところが多いみたいです。
私は、砂糖やハチミツを使った時、そこに沈殿したこともあって、レモンの次に入れるようになったんですが、それでも沈殿します。
ゆっくりと溶け出す氷砂糖は沈殿しません。

レモン酢は、レモンと酢(穀物酢、ワインビネガーなんでも)、氷砂糖(上白糖、三温糖などどれでも)とシンプルな材料で出来るので、手作りもトライしやすいです。
手軽に買えるものでもいいけど、手作りするのは格別!愛おしさも ^^

ヨーグルトメーカーなど使うと短時間でできますが、村上祥子さんが紹介されている電子レンジを使った方法も時間短縮でできます。

急ぎでなかったり、たくさん作る場合には常温という方法でも、味や効果に変わりはないので自分の目的に合わせて作ってみてくださいね。

村上祥子さんのレモン酢レシピ

ところで、レモン酢とネットで検索すると村上祥子と出てくるので、私はそれから知ったのですが、もう50年愛飲されてるとか。
私が、見様見真似で作ったものとちょっと違いました。
村上さんの基本のレシピ、作り方

出来上がり約800㎖

酢 400㎖
レモン 180g
氷砂糖 180g
(上白糖、きび砂糖ほか何でもよいが沈殿しやすいのでこまめによくかき混ぜる)

レモンはお湯かけながら、表面をたわしでごしごし洗い、ペーパタオルで水分を完全にふき取る

レモンを0.5~1cm幅の輪切りにする。(お好みで)
清潔にした瓶に氷砂糖を入れて、レモンを加え、酢を注ぐ。
びんのふたをせず電子レンジで加熱

600w 30秒
750w 25秒
500w 40秒

この段階では、氷砂糖は溶けません。

電子レンジから瓶を取り出したら、ラップをレモンにじかにかぶせ
スプーンなどで抑えながらレモンを巣の中に漬け込む
びんにふたをし、常温で12時間おいたら出来上がり
飲み始められる。氷砂糖の塊が多少残っていても問題ない

レモン酢って作って見たものの、どれくらい持つものなんだろうとふと、疑問がわいてきました。

村上祥子さんの作り方では、保存期間は1年と言うのをみて結構保存のきくものなんだなと思ったのですがそれには、ポイントがありました。

保存期間は常温で1年
高温多湿の場合冷蔵庫で保存

・直射日光の当たらない、涼しい場所に置くこと。
・漬けたレモンは、空気が触れない状態を保つこと。

レモンが空気に触れるとカビが生えることがあるので、ラップでレモンをレモン液につけた状態を保ち、空気に触れさせないようにすることだそうです。
1年も保存したままという事はないでしょうが(その前に私は確実に飲んでしまう)、保存環境によるので念のために冷蔵庫で保存するのが安心だと思います。

レモン酢の驚きの効果

レモン酢の効果を知らずに飲み始めた私ですが、知って驚き!
それは、

レモン酢の効果

●免疫力アップ ●血流がよくなる ●代謝が活発になる ●疲労回復を早める ●血圧や血糖値を下げる ●肌ダメージを抑え回復力を高める ●脂肪の吸収を抑える、肥満予防、ダイエット効果 ●高脂血症の改善 ●メタボリックシンドロームの改善 ●カルシウム、ミネラルの吸収を良くする

レモンと酢の相乗効果のおかげでこんなにも様々な効果が期待できます。
レモンについてはこちらの記事に

レモンに含まれるのはクエン酸ですが、一方、酢の成分は「酢酸」です。
酢酸には、血管を拡張する効果があり、またレモンに含まれるクエン酸には、血流を改善する効果があるのでふたつの効果で血流を良くするんですね。
ところで、レモン酢の効果を調べてみると、「村上祥子さんが考案して」とあります。
これは、もしかすると村上さん考案のレシピ、分量(割合)のことかな?と思い、(調べても出てきませんでした)レモン酢の効果をより感じるためには村上さんの作り方(分量)をこれから参考にしたいと思いました。
まだ、作り始めの時に、一度作ったんですが、その時の感想は、いつも作ってるものに比べて甘味が足りないなと思いました。
酢の分量が多いですからね。
ですが、私はホットレモンにして毎日飲むようにしてますが、このレモン酢で飲むとすっきりとしてこっちの方が美味しいなとだんだん思うように。
レモン酢を作るようになると、酢をけっこう消費するので、空き瓶の処理がちょっとね・・・。と思って、先に紹介した私が作るレモン酢の作り方の分量で作ることが多かったのですが、新しく作るのは変えてみようと思います。

レモン酢や塩レモンを常に常備するようになったので、買う時ももらう時も保存する容器とか場所のこともあるし、私の場合、一度ではさばききれません。
スーパーや八百屋さんで作る分だけ購入される人はいいのですが、ネットで購入するときは、送料もかかるしまとめて買った方が安くなりますよね。
大好きなレモンが傷まないように、レモンを日持ちさせる保存方法の記事も参考にしてください。

レモン酢の1日に取る量の目安は

レモン酢を飲むようになって気になってくるのが、1日どのくらいの量を飲んだらいいのか?です。
レモン酢は、1日に大さじ1~3杯(15~45ml)程度が目安だそうです。
それ以上飲みすぎても期待できる効果が高まるわけではなく、糖分があるので、むしろカロリーオーバーになります。
一度にたくさん飲むよりも、毎日適量を飲むことを続けることが大事。

美味しくて飲み始めたレモン酢にこんな効果があったなんて!

作るのをすすめてくれたうちの妹に伝えたら、彼女も知りませんでした ^^