エイジングケアの化粧品と言えば
プラセンタ美容液とかプロテオグリカンなど
色々ありますが
最近特に注目されているのがヒト幹細胞培養液です。
私はちょっと前にＴＶＣＭで見て覚えていたのですが
実際に使ったことがありませんでした。
ヒト幹細胞培養液って幹細胞のこと？
ネットニュースなどでも最近話題の上って
ご存知の方も多いかと思いますが
まだまだどんなものなのか知らないという方もいますよね。
看護師の妹にヒト幹細胞培養液のことを話したら
「幹細胞のこと？」と聞かれました。
化粧品の美容成分に使用される幹細胞には
3種類あるそうです。
- 動物性幹細胞
- 植物性幹細胞
- ヒト由来幹細胞
動物性幹細胞は羊のプラセンタなどから、
植物性幹細胞はアルガンツリーや
高麗人参などから抽出され
そしてヒト由来幹細胞ヒトの脂肪細胞からです。
3種類ある幹細胞の中でも
ヒト幹細胞培養液だけが最近特に注目されているように思います。
何故でしょう？
それは、やはりヒト由来故に、
私たちの肌に相性が抜群に良いからです。
幹細胞とは
細胞が分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、
別の種類の細胞に分化する能力があり、
ほぼ無限に増殖できる細胞なのです。
似たような名称で「iPS細胞」はご存知の方、多いですよね。
iPS細胞は再生医療の分野で研究が進んでいますが
同じような細胞です。
ヒト幹細胞培養液の効果は
ヒト幹細胞培養液はヒトの脂肪細胞から取り出された
幹細胞が培養の際に分泌する分泌液のこと。
細胞を作り出す能力と言うのは
老化していき、新しい細胞をなかなか作り出せなくなる
肌状態にエイジングケアとして注目されるのはもちろん、
そのほかに、この培養液にはFGFなど
多くの肌の成長因子（グロースファクター）が含まれるといわれています。
ヒト型幹細胞エキスに含まれる成長因子（GF）には
エイジングケアに効果的なさまざまな働きがあります。
- 肌の弾力アップ
- 細胞の生まれ変わりを促進
- 細胞の働きを助ける
- ダメージケアやシワ予防
- 抗炎症
- 細胞を接着・成長・分化促進
私たちの身体に存在する幹細胞は
年齢とともに減少していきますが
20代を境にみるみる減少していきます。
加齢による肌の衰えは、
いろいろなものが減少したり、
働きが鈍くなったりするからですが
この幹細胞の減少も関係しているようです。
そこで今、ヒト幹細胞培養液に注目が集まっているのです。
私たちの身体の細胞
当たり前だと思っていることで
考えてみれば不思議に思うことがあります。
私たちの身体は何十兆個という細胞でできています。
皮膚や血液のように、
ひとつひとつの細胞の寿命が短い細胞も多く存在します。
新しい細胞が生まれ、役目を終えると死んで脱落します。
その絶えまない入れ替わり続ける組織を保つために、
私たちは失われた細胞をまた再び生み出して
補充する能力を持った細胞を持っているのです。
また、組織が傷を負ったときも
失われた組織を補充する能力を
持った細胞が必要となり、それらが傷を癒します。
こうした能力を持つ細胞を「幹細胞」と呼びます。
この幹細胞のおかげで
私たちは受精卵から大人へと成長し、
身体を維持できているんですね。
